ピピッ…
ピピッ…
集音器は、一定のリズムを放ちながら、反応があることを知らせている。
(あー、もう!千爺ちゃんのところまで帰る時間も無いのに…どうしたらいいのよ…んっ?あれは…)
諦めかけたイリアの瞳に、見覚えある人物が移った。
イリアは、視力が良いので、その人物の特徴などがよく見えていた。
その場から約50メートルほど離れた花畑。
黒髪を後ろで束ねた女性と白熱した議論のようなものを交わしている青年…。
(あれって…もしかして…)
バサバサッ…
イリアは、花畑に向かい猛スピードで急降下した。
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