「まず、会うことから難しいんだ。ルティーナがどこにいるか…誰も知らねえし、文献も無いんだからよ…」
リアゼは、まじっすかときょとんとしていた。
「じゃあ、まずはルティーナの消息を探さないとダメってことか。」
「でも…時間無いかも…。生贄の儀って、もうすぐ始まっちゃうんでしょ?」
淡々とまとめるエマと、不安げなイリア。
「まあ…もうすぐっつっても、半日はあるんだがな。」
「半日…っすか。なら、こんなゆっくり話してる場合じゃないっす!ルティーナを…手分けして探さないと!」
バサッ…
リアゼは言うと同時に浮き上がる。
「君の言う通り、だね。急ごうか。一分一秒が惜しいからね。」


