「クゥーン。」


子犬は小さく一声鳴くと、シャンテの足に擦り寄る。



「わあ…子犬ちゃんだ。じゃあ…チャイムを鳴らしたのは…?」


シャンテは子犬の頭を優しく撫で、空を見上げた。


青い空には白い雲が漂い、太陽が黄色く輝いている。



「そうだ…名前を決めないと…。あなたの名前はね………」


名前をもらった子犬は、嬉しそうにキャンと鳴いたのだった。







To be continued…