「ああ…嬢ちゃんは聞いてなかったんだな…。メルディは………」
「メルディは…?」
「人間だった頃のアルフの彼女だ。まさかこっちの世界で神になってるとはな…。アルフもさぞかし驚いたことだろうよ。」
「アルフの元彼女…?」
フラッ…
「イ、イリア!大丈夫?」
後ろに少しよろけたイリアの背中を、エマがしっかり支える。
「兄貴の彼女…。信じられないっす…。」
リアゼはよろけはしなかったが、放心状態だった。
「待てよ…アルフの誘拐…神のメルディ…リングを預けた…。」
「ん?シーク、ぶつぶつ言ってどうした…」
「そうか…アルフは………コインなのか…」
シークが断言するように呟いた。


