「どうやって誘拐されたとか考えてる場合じゃないでしょ!?どうやって助けるかを考えないと!!」
イリアは、拳に力を入れ前に突き出し、戦う姿勢をしてみせる。
「…嬢ちゃんの言う通りだな。」
シークはイリアに賛成し、腕組みして考える。
「で…、リアゼ。その女神の特徴とか覚えてるのか?」
「しっかり覚えてるっす…。名前も…確かメルディとか兄貴が言って…」
「メルディ…!?本当に…そういう名前だったのか…?間違いではないよな?」
シークは信じがたいことのように、念押しして質問した。
「そ、そうっすけど…知ってるんすか?」
「………まあな。」
「えっ?シーク、知ってるの?メルディって誰!?アルフと何か関係あるの!?」
今にも噛みつきそうな勢いで、イリアがシークに聞く。


