「アルフ…、ごめんなさい…。」
女性は、小さなか細い声でそう一言詫びた。
「やはり、メルディだったのか…。」
「そうよ…。」
…………。
二人は、お互いに見つめ合い、しばし無言だった。
懐かしさともどかしさが交錯しあい、過去の記憶が蘇える。
『ねえ、あなた。アルフレッド君だったわね。私と友達になりましょうよ…』
『私と友達に…か。あんたは物好きなんだな。』
『それは違うわ。みんな、あなたと仲良くしたいのに、あなたがそれを拒んでるだけ。ねえ、どうしてなの?』
『…傷つけたくないからさ。人を傷つけるのも、人に傷つけられるのも、どちらももう勘弁だからな。』
『そうだったのね…。そんな理由なら、やっぱり私と友達になりましょうよ!』
『あんた…人の話聞いてなかったのか?私は、もう勘弁だと…』


