ポタ…
ポタポタ…
脇腹からゆっくりと流れ落ち出す鮮血。
「兄…貴…」
ドサッ!!
痛みと失血により、雲に伏し意識を失うリアゼ。
神はその様を見届け、手間かける坊やね、と愚痴りながら、アルフに向き直る。
今や、アルフも完全に意識を失い、固く目を閉じていた。
「気を失ったようね…あら?」
アルフの肩の刻印を、神は顔を近付けて間近で見る。
「これは…!驚いたわ…まさかコインがこんなところに居るなんて!!」
「おっ!お手柄だな、メルディアン・イーグル。」
「ハッシェ…。」
ハッシェと呼ばれた神は、アルフに近づき、ひょいと肩に担ぐ。


