死神のお仕事




「へっ?知り合…」


「…気安く呼ばないで!!」


ギリッ。



「くっ…っ…」


極限まできつく締め上げられ、アルフの意識が薄らいでいく。

メルディと思われる神と、リアゼの姿が二重に見えていた。



「兄貴を離せっ!」


ヒュッヒュッ!

また弾かれるとわかっていつつも、リアゼは紐のような物に向かって、鎌を投げる。



「うるさい坊やね…」


シュパーン!



「えっ…そんなまさか…!?」


リアゼは目を見張った。

女性の神は、鎌を弾くどころか杖で半分に斬ったからである。



トンッ…

半分になった鎌は、白い雲の上に落ちた。



「全く…血の気の多い坊やは、こうよ。」


スッ…

神は、杖を持ち上げた。