死神のお仕事













「悪魔と同数っすね…。これじゃ、いつ戦争が終わるのか、見当がつかないっす。」


ヒュッヒュッ!



「ぐあっ!?」


小鎌の攻撃の手は休めず、リアゼがため息混じりに言った。



「確かにそうだな…」


ヒュウウウ…

パシッ!ズサッ!!



「うわあああ…」


同様に大鎌での攻撃は止めないまま、アルフが応えた。



「他の種族を滅ぼして、最高の種族と敬愛される…。なんか…あまり喜べないっすよね。」


ヒュッヒュッ!



「………」


ゴウウウ…!!

パシッ!

リアゼは、手元に戻ってきた小鎌を掴み、服の内ポケットにしまう。