死神のお仕事




「二人も発見。それも弱そうな青年死神。」


「この人数なら余裕。それ、かかれ!」


金髪の悪魔が指示すると…。


バサバサッ!!

シャシャシャ!!

悪魔達は、さすまたでアルフとリアゼに一斉攻撃にかかった。



「二人なら、余裕っすね…てりゃ!!」


ヒュッ!

ヒュッヒュッ!!

ヒュッヒュッヒュン!!

リアゼは、悪魔の輪からすり抜け、小鎌を投げつける。



スパンパン!!

グサッサッサッ!!



「くはっ!!」


「っあああ!!」


小鎌は、狙いたがわず数体の悪魔の体を切り裂いたり、刺したりする。


中年の悪魔は、眉を左右不平等に動かし、少し怯んだ表情を見せる。