死神のお仕事










「あーら、かわいい死神のお嬢ちゃん?私のために消えてくれる?」


パシュ!

クリーム色の淡い光を帯びた矢が放たれる。


サッ…

イリアは、このくらい余裕といった微笑の表情で交わす。



「だーれが、あんたみたいなおばさん天使のために消えるっていうのよっ?」


「おば…!?…もう許さないわよ!!」


「べー、だ!悔しかったら、当ててみればー?」


パシュパシュ!

今度は一気に3本の矢が放たれる。


カンカーン!

二本にした鎌で弾き返すイリア。