「ま、こんな感じでいいよな?」
円上に赤く染まっていく地面と、苦しげな表情のまま亡き物となった青年を見比べ、満足気なリアゼ。
一方。
遠くから一部始終を見ていたレリックの顔は青ざめていた。
あまりのことに、声も出ない様子である。
(僕は…軽く考えすぎてたみたい…。こんな仕事…僕には無理だ…。)
ポタ…。
まだ10歳で、世間の無情さを知らない少年の目から涙が落ちる。
「かまいたちか!?」
「わからないわ…突然、倒れて…」
「ママー!怖いよ…」
「トゥルちゃん…大丈夫よ…。ママが着いてるからね…!」
「誰か犯人の目撃者は、居ないのか!?」
辺りは騒然としていた。


