「さっさと終わらせるかな!」
チャキ…
一人で意気込み、小鎌を数本取り出すリアゼ。
(兄貴からの伝言では…できるだけ残忍に、だったよな…)
「俺の得意分野で良かったぜ。」
不敵に笑い……
ヒュッヒュッ…
鎌を青年に向けて投げつけた。
「逃げてー!!」
レリックは叫んだ。
遠すぎて聞こえるはずもないのに…青年に向けて、声の限り叫んだ…。
ザシュザシュ!
「がっ…!」
数本の鎌の内、二本が青年の背中に刺さった。
どす黒い血がポタポタ流れ落ちる。
「くっ…あっ…」
青年は、数秒口をパクパクさせていたが、やがて…ドッと柱を失った建物のように、呆気なく崩れ落ちる。


