「わぁ!!晴太!!
もう!芹沢さんっ雑!!大丈夫っ!?
大変です!!凄い熱ですよ!!!」


原田に抱えられ、沖田の部屋に寝かされる


山崎も驚くほどの熱



必死に看病し、翌朝

熱も下がり、目を覚ました





「総司 喉渇いた」

「はい!お水!」

「総司~」

「ここにいますよ」



沖田に甘えまくった





翌日





完全に復活した




土方に呼ばれ部屋に行くと



「総司も男だ
ちったぁ警戒しろ!
それに!総司だって、病と戦っているんだ
甘えるにも限度があるだろうが!!!」


「だって… 心細い…」


「なんなら? 俺が看病しようか?」


土方が彩華に近づくとおでこに手を当て

顔を近づける


「おめぇ… 何されそうになってるか
気づいてねぇのか?」


「熱みてくれてるんじゃないの?」


「口づけ出来る距離だろ」


「へ?」



まじまじと土方の顔を見て

胸を押す



「離れろ!!スケベ野郎!!」


「遅え!! 加納がおめぇを狙ってんだ
警戒しろ!!」


「あっ!!!夢の中で、芹沢さんから
指示貰ったの!!忘れてた!!」


「なんだって?」


「月真院に忍びこめって!!
一と平助から、心を読んだらバレるから
2人に注意するように…と
動きを見て貰えって!!

……私、芹沢さんの命貰ったんだね」

「大事にしろよ」

コクンッと頷く




土方が彩華に顔を近づける


「おめぇ… 学ばねえな…」


「!!! 離れろ!!!」