御陵衛士との交流が禁止され



羽織を着て、初めての巡察


「晴太!あそこ!」


「ん? あ!」



一と平助がいた


近くまで走って行って『どお?』って
見せびらかしたい!!



でも…

交流禁止だから

ペコリと頭を下げた





「よかったね!見せることが出来たね!」


「はい!」






幹部の皆は、私に気をつかって

一と平助のこと

あまり話さない





沖田さんは、どちらかというと

いつも2人の名前を出す





予想外なのは





さみしくないこと







沖田さんが、そうしてくれているのだと

認識したのは








その日の夜だった