「!!!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)」


慶喜様は、私を見て驚きキョロキョロ


「ふふっ お久しぶりにございます
訳あって、このように男になりました」



微笑むと

慶喜様は、平静装う


「久しぶりである
あまりの変わり様……少々驚いた」


結構な驚き様だったけどね…




「はぁ…… 其方を探していたが…」



「お困りなのでしょう?
私でお役に立てることかどうか
どうぞお話し下さい」



孝明天皇様が、毒を盛られ
床に伏せっているとのこと




尚忠から貰った命



「慶喜様 私の力でお救い出来るのか
わかりませんが…
ぜひ 力を使わせて下さい」





「しかし… 其方は、すでに幾度も…」



慶喜様 本当にお優しい


「蒼井(葵)の姓は、徳川様の力に
なるためでございます」




尚忠… 兄上もわかってくれる


女将や一平、美陽に別れを告げておけばな


一と平助に、もう一度会いたかったな 


たくさんの後悔




「彩華 ありがとう!!!」





慶喜様からの感謝の言葉で

それらも、救われた














でも… 私の力では… 救えなかった