☆  ☆  ☆  ☆  ☆




しばらく寝込み


熱が下がり、稽古を始めた



彩華は、御守りと文を箱に仕舞い込んだ
届く文は開けず、そのまま箱へ



客を前にすれば、自然と笑えた



体に触れれば、心が読める



客が喜ばせることが
楽しく感じた












ある日






近藤 土方 斎藤 藤堂 が店に来た



「頼み事があるんだ」



また桝屋の時みたいに
女好きの相手をして欲しいとのことだった



「お世話になった恩があります
ええよ お受けします」