近藤様や他の幹部様も

一と平助を心配して部屋に集まった



枕元にある2人の刀に

巾着袋がついているのを確認した


そして、2人に触れた


命が消えかけていた



「一 平助
今、治してあげるからね」



「ケホッ 皆、出てくれる」


沖田様は、知ってるものね


「沖田様いいんです
どうせ、後で問いただされるんだから」


「それもそうだね…この怪我だものね」



私の命で、2人を救えば

きっと


2人は、私のことを忘れてしまう





幼なじみでは、なくなる






「近藤様 2人が完璧に回復するまで
私をここにおいてくれませんか?」


「構わないよ」


「皆様 私のこと
2人が忘れてしまっても
気にしないで下さいね!
私は、2人が生きてたら、それでいいから」


「何言ってんだ?」

「彩華…」