黒王子と白王子とわたし


そして 三回戦 四回戦 準々決勝と勝ち進んで 準決勝の日

優と愁は 四回戦から試合に出るようになって 二人共 チームに凄く貢献している
今日の相手は 成績がよくてBest4の学校で 格下だけど スポーツは何があるか分からないから気を抜けない

今はハーフタイム
前半は1-0で逃げ切ることができた

「優 絶対勝ってね」

「勝つよ 」

「愁 点決めなさいよ」

「うっせー わかってるし」


そう 声を掛けながら ドリンクを渡していた

「永瀬 前半のシュート回数は?」

「八本です」

今日は私がスコアを書いていたので表を見て答えた

「いいか シュート回数は悪くないが 相手が手強いな なかなか決まらない この点差だと逆転されてもおかしくない もっと攻め気でいけ」

「「はいっ」」

監督の喝が効いたのか 後半からは 果敢にゴールに迫っていき 流れは こっちのものだった

平野先輩が相手選手のパスをカットして かけ上がっていった 優にパスが通った

優は ドリブルで相手選手を一人 二人と抜いて ゴール付近にいる 愁にパス

そのまま 愁が豪快なシュートを決めた

「「やった〜」」

茉菜と手を取りあって喜んだ

グラウンドに目を向けると 愁と優がハイタッチしていた

二人共すっごくキラキラしてる‥‥



その後も 赤司先輩が 点を決めて

この日は3-0で勝利

「あと 一勝で全国だ! 気を抜くなよ!!」

「「はいっ!!!!」」

部員の気合は十分だ