「てか、なんで暴露大会?」
さやかがそばにいた去年も同じクラスだった綾子に聞く。
「なんか、1年ときに知ることとができなかったことを知って、さらに親睦を深めよう!!・・・みたいな考えなんだって」
「なるほどねー」
そうして始まった暴露大会ならぬ告白大会(?)
「えーっと私は——―――――――。」
反対派はまたまた「えーっ」とか言いつつもノリノリで参加していた。
半分くらいの人が終わり、次は誰だ誰だと言っていると
「次は、竜成がいくってよ!」
「おい」
「いいじゃねーかよ!どうせいつかくる順番なんだからよ!」
竜成の番みたいだ。
竜成は立ち上がり、舞台上に上がった。
そのとき、目が合ったような気がした。
気のせいだよね?


