お前のナンバー①。俺だけのオンリー①。(更新停滞)




―――――――――――――――――



体育館に着く直前、佐藤が慌てたように言った



「やっべ!!!!俺バッシュ教室だ!!」



佐藤は体育館横の通路を通って校舎の中に入っていった



「ふ…バカめ(笑)」



俺は笑いを耐えながら体育館の扉を開ける



ガラッ



体半分程度扉を開けて中を覗くと




「…………………」



女子が1人、シュートの練習をしていた




……アイツだった





無駄のないフォーム



綺麗に円を描くようにゴールに入るボール




「………………」



小学生までは、どちらかというと可愛かったのに



中学になってからのアイツは、どんどん綺麗になっていった



持ち前の性格の良さもあって、男女とわず人気があった




勿論、成績だって常に1番



…で、俺は2番




小学生の時は変わらないこの状況が嫌で嫌で仕方なかった




だから、アイツを傷付けた




…でも今は、変わらない成績をみるたびに



あの時のアイツの怯えた顔が頭に浮かんできて



胸がすごく痛いんだ…