お前のナンバー①。俺だけのオンリー①。(更新停滞)




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「………………っ」




渡された成績表を見て、言葉を失う



「歩、どうだった?俺、算数に△があって…」



俺の成績表を覗き込んだ佐藤も、言葉を失った





「あ、ゆむ…お前、全部◎じゃん!!!!すっげぇ!!全部じゃん!!1番…1番じゃんか!!すっげぇすっげぇ!!」



佐藤が興奮したように叫んでいる




俺は、まだ状況が飲み込めなかった





……俺が、1番?




信じられなくて、何度も何度も確認する



でも、国語にも算数にも理科にも社会にも



最高評価の◎しか並んでいない





「…………やった」



胸が熱くなる



成績表を持つ手に力が入る



「やったぁ!!!!」





俺は、叫んだ




嬉しくて、嬉しくて、しょうがなかった



意味もないのにまた、成績表をじっくり眺めてみては



並ぶ◎に顔がほころんだ




嬉しい



嬉しい





「………………っ」




この時ばかりほど嬉しかったことなんて、今までになかった