「あ、空太くん」

「…ん?」

「あ、あの…」

勇気を出して話しかけたは良いものの

どうしよう何話そう…



あ、そうだ



「き、今日!放課後黒板に描いてた絵!あれ可愛かったな」

「はは、見られてたんだ」



そう言って微笑む空太くん



「うん!見てたよ!それで、その…よかったら、これに描いてほしいなぁ…なんて」



そう言って私は、普段使ってる手帳とシャーペンを差し出した