もぉ、ほうっておいてよ。


「ふ〜ん」



なんなのよ、こいつ。





そんなことを思っていると。


こいつの仲間らしき人たちがやってきた。




「お〜い!璉!何やってんだよ〜、ナンパ?」




その人は、金髪で背は追ってきたこいつと同じ位。優しい目をしていた。



「ちげぇよ海」




「とか言っちゃってさー!ホントは?ホントは?」




「……。うるさい黙れ。」




「うぅ、怖いよぉ〜。璉つれないなぁ〜」




そんなことを言っているこいつらを隙に逃げようとしていたことに気づいたのかそいつはあたしに言った、