大切な存在。



バシッ。


誰かが私の腕をつかんだ。


振り返ると



「翔也くん…」



「梨奈…」


悲しそうな顔



「だ、大丈夫だよ!私は大丈夫!廉きっとすぐ思い出してくれる!」




明るく言ってみたものの



ほんとはそんな光が見えなかった



自分に大丈夫。って言い聞かせるしかできなかった