大切な存在。




「廉が…事故にあった」



その一言で頭の中が真っ白になった



必死に走って、もうなにも考えられなくて



でも頭の中には廉の笑顔や廉との思い出がスクリーンのようにながれた




「梨奈ちゃん!」


「こ、光輝くん!廉は!」


「大丈夫だよ。特に異常はないって」


「そ、そっか。よかった」


「でも、意識がまだ戻らない」


「え…。」


「すぐ戻るよ!廉は負けない!」


「そうだよね…」


ガラガラ


「廉…」


頭に包帯を巻いた廉


「苦しかったよね…もう大丈夫。離れないよ」


ゆっくり手を握った。