な、なんか話さなきゃ。 「あ、あの!なんで乗せてくれたんですか?」 「べつに。」 チ──────ン 話終わったじゃんか! 「着いたぞ。」 なんとか間に合った。 「あ、本当にありがとうございました!!」 「いいから、早くいけよ。」 「は、はい!」ぺこっと頭を下げて体育館に向かった。