大切な存在。




吉澤くんはベンチに連れてきてくれた




「ん。」




わざわざ買ってきて水を渡してくれた



「ほんとにありがと」




「いーから、ゆっくりしとけ」



「ありがと」



吉澤くんの優しさがまた嬉しかった




なんでそんなに優しいの?




誰だって勘違いするよ?




でもこれは夏美と光輝くんを2人きりにするための方法なのかな




そう思うと悲しくて



あれ、なんでだろう?




この気持ち。



そんなことを考えていると
いつの間にか眠っていた。