きみの名前は咲笑。 きみが、 初めて僕に笑いかけてくれた時。 咲笑という名前が、 きみに一番ぴったりだと思った。 僕を心から迎えるような笑顔で。 きみの笑顔は・・・ 何千何万種の花たちよりも、 何倍も綺麗に咲き誇(ほこ)っていた。 きみの笑顔に勝る笑顔はない。 きみの笑顔以上に、 心が満たされるものはない。 そう強く思ったんだ。