たとえ届かなくても、君がずっと大好き。




「 はじめまして! 」



どうしてもきみと話したくて。


きみの声が聞きたくて。


顔を逸らしてしまいそうなのを、
小さくくちびるを噛み耐えているきみに。


僕は、
一方的に顔を合わせようとした。


そんなしつこい僕に、
きみは、
怒ることも、
無視することもしなくて。