そしてまた 幾度も年を重ねていった。 周りは青春というのか、なんだか毎日楽しそうで。 恋や進路で悩んで キラキラして見えた。 その後に自分を見ると、色がみえなかった。 俺も… 恋や進路で悩んでみたかった 紗知を好きだと胸を張って言いたかった どうして俺だけ こんなに暗い悩みしかもってないんだよ 胸が張り裂けそうに痛くて 死んでしまおうかと 考えたのもこのとき。