初恋ひまわり。

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恋かぁ。恋だって。私が。

なんか、恥ずかしいな。そわそわする。

でも、わくわくする。幸せな気持ち。

恋って、こんなに素敵なことだったんだね。


(星野くん…またいないかな)


なんて期待を少しして窓を見てみる。

だけど、星野くんの姿はそこにはなかった。

(授業受けてるかな…また保健室かな…それとも帰っちゃったのかな…)

あ、そういえば、これ以上授業出ないと単位足りなくなるって確か言ってたような…

退学…?!

やだやだ!それはやだ!

退学という考えを消すように、頭をぶんぶん振っていると、

「花咲!これ解いてみろ。」

「ひゃい!!」


やだ、びっくりして声裏返っちゃった。

琴音ちゃん笑ってるし。

6時間目。数学の時間でした。

しぶしぶ前へ出て、黒板とにらめっこ。

(ここ、ちょうど苦手なところだー。)

「わかりませ…」

と、私が言いかけた時、

「花咲さんっ!」

小声で名前を呼ばれ、小さく畳まれた紙を
投げてきた。

開くと、答えが書いてあった。

助かったーー。

黒板にスラスラと書いていき、チョークをカツンと置く。

「おー。素晴らしい。よくできたな。」


誰だろうと探していると、こっちを向いてグッドサインを出す女の子。

安藤 桃華ちゃん。
女の子って感じで、可愛くて、ふわふわしてるイメージの子。男女関係なく仲が良いってすごいと思う。

私は口パクで

(ありがとう)

と言うと、

(どういたしまして!)

と返ってきた。

なんか、こういうの嬉しいなぁ。