初恋ひまわり。

歯車が狂い始めたのは、中3の秋。

お互いにだんだん受験意識し始めてたから、遊びに行くことは少なくなったし、放課後会うことも減った。

けど、俺は綾香を不安にさせないように、毎日一緒に帰ったし、休み時間とかも遊びに行ったりしてた。


でも、ある日から俺がいつも通り綾香のクラスに向かえに行くと、

「ごめん!今日職員室寄らなきゃだから、先帰ってて!」


とか


「ごめーん。掃除するから、先帰ってていいよっ。」


とか言うようになった。

「俺待ってるよ」

って言っても、

「いーからいーから!翼、バカなんだから早く帰って勉強しなさいっ!」


なーんて言って追い払う。

でも、その時の俺はバカみたいにあいつが好きだったし、誰よりも信用してたから不安なんてなかった。