「まじで迷惑。一生関わるな。」

と、星野くんは周りにいた女子に冷たく言い放つ。

「あ、えっ、ご、ごめんなさい…」
「い、行こっか♪」
「そんな言い方しなくても…」


女子が帰っていく。


そして、ため息をつきながら

「こーゆーこと。」

と、琴ちゃんは言った。

ちらっと星野くんを見ると、あの綺麗な寝顔からは想像できないほど冷たい顔をしていた。