私は3年前に非現実的である
(タイムスリップ)と言うものをした

東京にある古びた図書館へ友人に進められ
足を運ぶと白髪で紺色のセーターを着たお爺さんに
出迎えられゆっくりとした足取りで本棚まで近づく
棚の端から端までぎっしりと敷き詰められた
本と茶色く荒んだ床にはにつかわない真新しい本
が落ちていた

私は気になりその本を手に取り中を見ると
より一層光輝き瞬くままに意識が遠のいていった