「治療ってまさか、キスなんですか?!?」
「うーん、それはほんとに軽い治療の時だけな?」
「じゃあ、なにしようとしたんですか?!」
「手当してくれるんじゃねーの?傷口まだ塞がってねーんだけど。」
「そりぁ手当しますけど!!何か言ってくれないと、できません!」
「なんで?」
「こ…心の準備とかありますし……。」
「わーかったよ、言うぞ?その代わりちゃんと治療してくれよ?」少しニヤッと笑ってそういう彼もまたかっこよくて、見入りそうになった。
「はい…」
「血を、吸う」
「え、血って……」
「ちょっとチクッとするくらいかな?大丈夫、俺に任せとけば」
「へ?無理です無理です無理です!何言っちゃってるんですか?!無理に決まってるじゃないですか!」
「あぁー、痛いな。腹がいてぇなー。」
「うっ。」
「治してくれよ?」そんなかっこいい顔で、しかもそんな甘い声で言われたら、助けないわけにはいかないでしょう!もう!
「わかりました。」
「力抜いとけばいいから」
そう言って彼は私の髪を左に寄せ、近付いてきた。
「うーん、それはほんとに軽い治療の時だけな?」
「じゃあ、なにしようとしたんですか?!」
「手当してくれるんじゃねーの?傷口まだ塞がってねーんだけど。」
「そりぁ手当しますけど!!何か言ってくれないと、できません!」
「なんで?」
「こ…心の準備とかありますし……。」
「わーかったよ、言うぞ?その代わりちゃんと治療してくれよ?」少しニヤッと笑ってそういう彼もまたかっこよくて、見入りそうになった。
「はい…」
「血を、吸う」
「え、血って……」
「ちょっとチクッとするくらいかな?大丈夫、俺に任せとけば」
「へ?無理です無理です無理です!何言っちゃってるんですか?!無理に決まってるじゃないですか!」
「あぁー、痛いな。腹がいてぇなー。」
「うっ。」
「治してくれよ?」そんなかっこいい顔で、しかもそんな甘い声で言われたら、助けないわけにはいかないでしょう!もう!
「わかりました。」
「力抜いとけばいいから」
そう言って彼は私の髪を左に寄せ、近付いてきた。


