「いえいえ。それでは、あなたが来るまで私は病院にいますので。 私は今日、暇なのでね。」 「はいっ、分かりました。行ってきます!」 あたしはなぜか、あの少女なら大丈夫だと安心していた。 高ぶる胸を抑えつつ、大会会場へと向かったのだった。