今にも泣きそうで膝を抱えて座っている私の元に
小さな懐中電灯を手にわざわざ探しに来てくれたのは大月 翔くんだった。
彼は心配そうに手を差し出していたのを覚えている。
暗いところでいたからか孤独感を感じていた私にとって
その手はとても温かくて嬉しかった…
翔くんとは中学校から同じだけどきっと彼は覚えていない。
地味な私なんかきっと彼は覚えていないんだろうな…
彼の回りはいつも人がいたからから、話なんて特にしなかった…
小さな懐中電灯を手にわざわざ探しに来てくれたのは大月 翔くんだった。
彼は心配そうに手を差し出していたのを覚えている。
暗いところでいたからか孤独感を感じていた私にとって
その手はとても温かくて嬉しかった…
翔くんとは中学校から同じだけどきっと彼は覚えていない。
地味な私なんかきっと彼は覚えていないんだろうな…
彼の回りはいつも人がいたからから、話なんて特にしなかった…
