レモンケーキ*another side









「海、大丈夫?無理しないで、あ、そうだ、僕のベッドで少し休むといいよ」




いつもと違うからか僕も少し焦る。







「そら…………き、……」





「え、ごめんなんて?」






「……、好き………」





好き?



僕を、か?





「っはは、海」



それは、僕のセリフだ



という思いをこめて海を抱きしめた。