君のせいだよ。

私の心の奥の奥に鍵をかけた「淋しい」って感情を君がいとも簡単に外したから。

なのに、何で居なくなったりするの?

出逢えたら、必死に謝るから、お願いだから逢いたいよ。

なんて、修了式中ずっと考えてたから気づいたら帰りのHRになってた。

ああ、どうしよう。
今日が終わってしまう。

そうだ、もう一度だけ、図書室に行こう。
一縷(イチル)の望みをかけて行ってみよう。
もしかしたら、君は居るかもしれない。

私を忘れていないのなら、来てくれるかもしれない。