涙が中々止まらなくて。
その間も、歩斗君は当然のように黙って私が泣き止むのを待っていてくれていた。
ようやく涙が止まると、
「じゃあ、帰ろうか。もう遅いし。送ってく。」
「うん。ありがとう。」
「いえいえ。」
辛いはずなのに、送ってくれるんだね。
二人で、玄関まで行って靴を履く。
校門まで向かう途中に校門で、二人でいる桜ちゃんと響がいた。
あっちも話終わったんだ。
凄い心がドキドキしてるけど、平然を装って、二人に近づいていく。
「あ、加那ちゃ~ん!歩斗~!」
私達に気付いた桜ちゃんが、元気に手を振る。
隣の響も私達を見ていた。
その間も、歩斗君は当然のように黙って私が泣き止むのを待っていてくれていた。
ようやく涙が止まると、
「じゃあ、帰ろうか。もう遅いし。送ってく。」
「うん。ありがとう。」
「いえいえ。」
辛いはずなのに、送ってくれるんだね。
二人で、玄関まで行って靴を履く。
校門まで向かう途中に校門で、二人でいる桜ちゃんと響がいた。
あっちも話終わったんだ。
凄い心がドキドキしてるけど、平然を装って、二人に近づいていく。
「あ、加那ちゃ~ん!歩斗~!」
私達に気付いた桜ちゃんが、元気に手を振る。
隣の響も私達を見ていた。