どれだけ時間が経ったか分からない。
もう完璧に日は沈んでいて。
ずっと、座り込んでいた俺を近所のじいさんが見つけた。
俺は、そのじいさんに「警察に連絡してくれ。」とだけ頼んだ。
長く生きてる人は、違うのかもしれない。
何でか聞かずに、黙って警察を呼んでくれた。
そこから、俺は心を無くして、駆けつけた警察に母の自殺を話した。
すべてを話終えた後、警察の人は、俺の頭に手を置いて、「良く、頑張ったな。辛かったな。」って、いってきた。
違う。俺は、何も出来なかった。
逆に母を殺した。
母を殺したのは俺だ。
罪悪感の中に引きずり込まれる。
それを止めたのは、飛ばした車から降りてきた父親の姿だった。

