愛してるのは、君と秋。

俺は、全速力で走る。

間に合う筈も無いのに。

「ああ.......。」

俺が、いけなかったのか?

俺が、母さんを愛したから。

母さんを守ったから。

あのまま、黙って見てれば良かった?






いや、そんなの無理だ。

傍観者に何て、なれる筈がなかった。


俺は、どれだけ考えても、母を助ける答えにしかたどり着かなかった。





空は、悲しいくらいに、澄んだオレンジ色をしてた。