愛してるのは、君と秋。

次の日。

初夏だったけど、俺は長袖を着て学校にいった。

身体中の痣を隠さなきゃいけないから。

でも、暑い。暑い。

何とか学校を乗りきったけど、下校は流石にヤバかった。

あ、そういえば、母さん今日起きるの遅かったけど、大丈夫かな。
大丈夫だよな。

でも、何か心がぞわぞわした。

おかしい、何かが。

俺は、急ぎ足で帰った。


玄関のドアを勢い良く開ける。
急いで靴を脱いでリビングへ駆け込む。

「母さん?どこ?ただいま。帰ったよ。」

返事はない。

まあ、それは何時ものことだ。
でも、

姿も見えなかった。