「とにかく、天気にはみんな勝てなかったってことよね」
紫絵里は空気の流れを変えたくて、誰も何も手に入れられなくて正解だと結局言い切ってしまった。
自分でも残念でならなかったが、真理の望んだ白いバラのせいで、全てがぶち壊されたようでとても後味が悪くなっていた。
今度は白いバラと聞いただけで、色白の真理のイメージと重なり、真理はこの青い光の中でも、凛と咲く美しい白いバラのように見えてくる。
後を黙って着いてきて、話を振られれば返事するだけの真理が、自分の意見を口にし出してから、少しずつ真理への見方が変わっていく。
そこに隠れていた魅力が浮き上がるように、真理は徐々に輝きを増すようだった。
まるでダイヤモンドの原石を磨くように。
そして今、優介は真理を見ていた。
優介も同じように、真理の美しさに気が付いているのかもしれない。
紫絵里はそう思えてならなかった。
「松永君、友達が先にいっちゃったよ」
もっと長く優介と一緒に過ごしたいはずの紫絵里が、真理から引き離すためとは言え、気持ちとは裏腹の事を行ってしまった。
紫絵里は空気の流れを変えたくて、誰も何も手に入れられなくて正解だと結局言い切ってしまった。
自分でも残念でならなかったが、真理の望んだ白いバラのせいで、全てがぶち壊されたようでとても後味が悪くなっていた。
今度は白いバラと聞いただけで、色白の真理のイメージと重なり、真理はこの青い光の中でも、凛と咲く美しい白いバラのように見えてくる。
後を黙って着いてきて、話を振られれば返事するだけの真理が、自分の意見を口にし出してから、少しずつ真理への見方が変わっていく。
そこに隠れていた魅力が浮き上がるように、真理は徐々に輝きを増すようだった。
まるでダイヤモンドの原石を磨くように。
そして今、優介は真理を見ていた。
優介も同じように、真理の美しさに気が付いているのかもしれない。
紫絵里はそう思えてならなかった。
「松永君、友達が先にいっちゃったよ」
もっと長く優介と一緒に過ごしたいはずの紫絵里が、真理から引き離すためとは言え、気持ちとは裏腹の事を行ってしまった。



