「うぉ、それって、あの貞子とかいうんじゃないだろうな。まさか。そんなのに出会ったら、俺、死んじゃうじゃないか」
「違うよ、まず、ビデオ観るんじゃなかったっけ」
「ビデオか。今じゃ、ビデオデッキもなくなってるし、手に入れる方が難しくなってるな。しかし、そんな怖いホラー映画とか、瀬良は観てるのか?」
「別に好きで観てるとかじゃなくて、噂をきいたから、ちょっと興味を持っただけ」
「他にどんな映画が好きなんだ?」
「えーと、一杯ありすぎて、一つに絞れない」
「おっ、瀬良も映画好きなのか? 俺も映画は好きだぜ」
「へぇ、そうなんだ」
すっかり真理を置き去りに、優介と紫絵里の会話が繰り広げられていた。
紫絵里は再び満足し、自分と話が合う話題を見つけて、先ほどの不安が払拭されていた。
そのうちチャイムが鳴り、 真理は自分の席に戻っていく。
優介と紫絵里の横顔、弾む会話、笑い声、それらをぼんやり瞳に映しながら静かに一番後ろの席についていた。
「違うよ、まず、ビデオ観るんじゃなかったっけ」
「ビデオか。今じゃ、ビデオデッキもなくなってるし、手に入れる方が難しくなってるな。しかし、そんな怖いホラー映画とか、瀬良は観てるのか?」
「別に好きで観てるとかじゃなくて、噂をきいたから、ちょっと興味を持っただけ」
「他にどんな映画が好きなんだ?」
「えーと、一杯ありすぎて、一つに絞れない」
「おっ、瀬良も映画好きなのか? 俺も映画は好きだぜ」
「へぇ、そうなんだ」
すっかり真理を置き去りに、優介と紫絵里の会話が繰り広げられていた。
紫絵里は再び満足し、自分と話が合う話題を見つけて、先ほどの不安が払拭されていた。
そのうちチャイムが鳴り、 真理は自分の席に戻っていく。
優介と紫絵里の横顔、弾む会話、笑い声、それらをぼんやり瞳に映しながら静かに一番後ろの席についていた。



