ある日親友のサナと、マリカが変なことを
言い出した……。



『一緒に星月学園受けよーよぉ♡』


絶句してしまった……。それは、
星月学園は男子校。それも美形しか入れない
入学率20%の名門校なのだから。

『おぉーʕ•̫͡•ʔ♬✧マリカ!!!ナイスアイディアじゃん!!!笑笑』

「え、待ってうちら女だよ!?」
全く何を考えているのか……

『だーいじょぶだって笑笑
なんせ?うちらゎ美少女3人組ですしね♡』

『そ〜そ〜♡マリカ言うねぇ????????????』
あ、ダメだ……これ何言っても聞かない
そう悟った私はしょうがなく星月学園を
受験することにしたのだ……。





ー1ヶ月後。
『どーだったどーだった!?』
サナのうるさい声で目が覚めた。
「……ふぁ〜っ???何がぁ?」
『受験だよ受験!』
『マリカいいこと思いついたー!
せーので開けようよぉ!
いっくよー!せーのっ!!!!!』





【不合格▷▶︎▷マリカ、サナ】


【合格者▷▶︎▷茜】




ええええぇぇぇ………………っっっっ!?!?!?

《なんで!私だけ
茜だけ
あかねちゃんだけ
合格なの!?》