「奏太。ちょっといい?昨日の返事するか
ら最後まできいて。」
「私やっぱり翔くんがすき。振り向いてく
れないって分かってる。
だけど、私が好きなのはやっぱり翔くん。
どんな時だって翔くんしか考えることが出
来ないよ。
私を傷つけるのは翔くん。そしてもしかし
たら?って希望をくれるのも翔くん。
私は奏太と付き合ったら絶対に傷つかない
と思う。
だけど、そしたら絶対に後悔する。
ずっと自分の気持ちに嘘ついて最悪の女に
なってしまう。奏太と付き合っても、心の
どこかで翔くんを思ってしまう。
だから、絶対に奏太を傷つけるし、後悔さ
せてしまう。
だから、私は翔くんを好きでいる。
例え、不可能だとしても…もう決めたから‼
ごめんなさい。」