最後に奏太の思い出。 「俺の思い出は…凛といれたこと。」 加菜恵が 「奏太やるじゃん。」 ってからかってきた。 「俺は凛が好きだ。ずっと一緒にいたい。 俺は凛を傷つけたりしないよ。絶対大切に するから付き合ってください。」 辺りは静まり返った。 奏太がこんなに真剣になるなんておもって もいなかったから。 「返事は後でいいから。」 私の中には少し限り喜ぶ自分がいた。 そして、打ち上げは終わった…