午後の競技が始まった。 みんな笑顔で楽しんでいる。 いよいよリレーの出番だ。 私たちは、緊張しながらスタートした。 最初は由美が一番で加菜恵にバトンを渡し た。 「加菜恵~。私の大切な親友。」 加菜恵は、走るのが苦手。2番になるが、龍 雅くんが必死に 「加菜恵。頑張って。」 と応援してくれた。私は2番でバトンを渡 した。 「龍雅くん。私はあきらめない。好き。」